神楽坂に7月2日、クラフトビールバー「BEER OLYN(ビアオリン)」(新宿区矢来町、TEL 070-8524-8818)がオープンした。席数は10席。
店主の窪田圭宏さんは脱サラし、自身が以前から好きだったというクラフトビールを取り扱う同店を開いた。窪田さんは「会社員時代から、いつか独立したいと考えていた。私のルーツなどを含め、海外に縁があったので、日本だけでなく海外のビールの取り扱いにも力を入れた。神楽坂にはクラフトや生のビールを提供している店が集まっている印象があったが、ビールのボトルショップは無かったことから、ここに店を開くことに決めた」と話す。
店では100種類以上のクラフトビールを取りそろえる。たる生とボトルの両方を用意し、全国的にも取り扱いの少ないビールも仕入れるという。「定番のものから希少なビールまで、幅広く提供する。特にアジアのクラフトビールを、ここまで多数取り扱っている店は珍しいのでは。TAIHU BREWING(タイフーブリューイング)などの台湾クラフト生ビールもそろえる」とも。
ビールの魅力は、見た目や香り、味以外にも、パッケージデザインにもあるという。ラベルを集めるためにビールを買い求める客も少なくない。「すっきりしていて飲みやすいラガーや、ホップを多く使うIPA(インディアペールエール)など、クラフトビールの特色はさまざま」とも。
仕入れるビールは都度入れ替え、特にたる生は頻繁に入れ替え、さまざまな種類を提供するという。味の好みを伝えれば、お薦めのビールなども紹介する。「ビールが好きな方はもちろん、今までクラフトビールをあまり飲んだことがない方にも気軽に来てほしい。たくさんのビールを試しに足を運んでいただければ」とほほ笑む。
営業時間は17時~22時(土曜・日曜・祝日は14時から)。