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荒木町の老舗パブ、ランチ時は「おむすび店」に フワッとしたおむすびを売りに

単品やセットも要望に合わせて用意するおむすび

単品やセットも要望に合わせて用意するおむすび

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 荒木町に「おむすび処 でぃんぷる」(新宿区荒木町)がオープンして3カ月がたった。オープン日は5月1日。同店は、1979(昭和54)年から40年以上経営してきたパブ「Dimple(ディンプル)」の初のランチ業態店。

「おむすび処 でぃんぷる」店内

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 店主の市川早苗さんは姉妹でパブを開き、長年飲食業界に携わってきた。その間、客や子どもたちにおむすびを作り続けてきた。おむすびが多くの人に好評だったため、いつか「おむすび店」を持ちたいと考え続け、ランチの時間限定で店を開いたという。

 趣のあるノスタルジックな雰囲気の店内。「どことなくホッとするような、昭和の懐かしさを感じる店でおむすびを食べるのもほかではできない体験なのでは。ランチの後は喫茶店としても利用できるので、いろいろなシーンで足を運んでもらえれば」とも。

 メニューは、「高菜じゃこ」「しじみ佃煮」「おかかクリームチーズ」(以上250円)や、「すじこ」「和牛しぐれ」(以上300円)など約20種類以上のおむすびを用意する。焼き魚や副菜をセットにした「定食」(850円~)も人気だという。全てのおむすびは白米と玄米から選ぶことができ、白米は「ゆめぴりか」を使う。「フワッとしたおむすびが特徴。玄米も自然な甘さがあり、くさみなどがなく食べやすい。健康志向の方にもぴったり。良い素材を使ったおむすびを提供したい」と話す。

 営業時間は11時~17時。土曜・日曜・祝日定休。事前連絡で要望にも応える。テイクアウト可能。

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