雑誌「趣味の文具箱」が運営するECサイト「趣味文CLUB」が、6月26日、「神楽坂趣味文CLUBの文具バザール」(新宿区矢来町)を同社内で初めて開催する。
同雑誌を出版するヘリテージ(新宿区)は、神楽坂に拠点を移して1年。「好きなこと」「偏愛」をテーマに、「Lightning」などのファッションカルチャー雑誌の出版やWebコンテンツ制作を手がける。
趣味文CLUBは文房具好きのためのサイトであると同時に、オリジナル文具も展開。ソリューション本部シニアマネジャーの杉村貴行さんは「ここ神楽坂の矢来町から文具の良さを発信していきたいと考え、イベント開催を決めた。文具好きは筆記具の触り心地や書き心地を試したくなる人が多い。レザー商品などは、実物の個体差を見て楽しむのも醍醐味(だいごみ)。デジタルツールで何でもできてしまう時代だからこそ、ユーザーが実際に文具を手に取って、納得してから購入できる機会を作りたい。アナログなアイテムを追求してメディアを作っている立場としても、ユーザーとのリアルな接点を大切にしていきたい」と話す。
取り扱いブランドは「ファーバーカステル」「ファーバー伯爵コレクション」「ラミー」「ピナイダー」「アシュフォード」など。500点以上のアイテムを並べ、最大50%引で販売するという。いずれも、訳あり商品や廃番となった商品で、一点ものも多いという。
「小規模なイベントなので、ガレッジセールのような感覚で貴重な文具を見に来てもらえれば。特に文具好きにはたまらないのでは。ぜひ楽しんでほしい」とも。
イベント開催時間は10時~17時。