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神楽坂に本革靴&セレクトショップ「ジーアール」 余剰材料をアップサイクル

[gr.] shoe & favorites の店内

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 神楽坂に本革靴&セレクトショップ「[gr.] shoe & favorites(ジーアール)」(新宿区矢来町、TEL 03-6265-3446)がオープンして2カ月がたった。オープン日は4月9日。経営はM18(練馬区)。

神楽坂「[gr.] shoe & favorites」 神楽坂ショップ限定色「WHITE PYTHON」

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 「gr.」は昨年3月に、店主の松野めぐみさんと森ひろみさんが2人で立ち上げたファッションブランド。これまではオンラインショップのみの運営で、今回が初の実店舗となる。同店は、ものづくりの軸となっている本革靴をメインに、同ブランドが「すてき」だと感じた食器や紙もののグッズなどをそろえる。「靴屋というカテゴリーではなく、ライフスタイルショップとして成長していきたい。他のショップとは違い、全ての商品の作りについて説明できる」と話す。

 ブランド名「gr.」の由来は、「『めぐみ(g)』と『ひろみ(r)』の名前から一文字ずつ取ったことと、アップサイクリングやSDGsも関わっていることから、グリーン(green)のイメージでダブルミーニングを持たせている」とも。

 同店は少量生産のブランドであることを生かし、ものづくりの過程や過剰発注により、行き場がなくなってしまった材料をアップサイクルしている。製造過程で発生した余剰材料もマスクやルームシューズに採用し、積極的にスタイルに取り入れる。客にも廃棄の負担がかからないよう包装は最小限にとどめ、靴箱は過剰に薄紙を入れずに済むようコンパクトサイズに設計して「SDGsに貢献」する。今後は、売上金の一部を重い病気と闘う子どもや生活に困窮している人々を支援する団体に寄付していくという。

 松野さんは「日々の心地よいスイッチになるよう、丁寧なものづくりを心がけている。日本の高い技術を守るために、微力ながらジーアールのプロダクトを通して、工場の継続性に寄与していくことと、無駄のないものづくりを実現することがジーアールの目指す活動。地域の方々や地域外の方々からも、わざわざこのショップに来たいと思われるような発信地になっていけたら」と意気込みを見せる。

 限定色「WHITE PYTHON」(2万900円)の革靴は現在、同店のみで販売している。「夏らしい白をベースに、品の良いグレージュのパイソン柄を施す。白コーデも、黒コーデも、グリーンなんかも合わせやすいなじみの良いカラー。この機会にぜひ、お越しいただければ」と呼びかける。

 営業時間は11時30分~19時。月曜・火曜定休。

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