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神楽坂にイタリアレストラン「ラルバ」 20時以降はバータイムでの利用も

神楽坂のイタリアレストラン「L’alba」 馬場夫婦(中央)とスタッフ

神楽坂のイタリアレストラン「L’alba」 馬場夫婦(中央)とスタッフ

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 神楽坂にイタリアレストラン「L’alba(ラルバ)」(新宿区津久戸町、TEL 03-6265-0313)がオープンして1カ月がたった。オープン日は3月25日。席数はカウンター9席。

神楽坂のイタリアレストラン「L’alba」 馬場夫婦(中央)とスタッフ

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 同店はコースで料理を提供しており、3週間おきにコースメニューを替えている。20時以降はバータイムとしてアラカルトで提供。コンセプトは「モダン&クラシック」。シェフの馬場剛(つよし)さん「イタリア料理のクラシックなところをベースに、イタリア料理は昔からずっと変わらないところがあるので、そこにフランス料理や、日本料理など、いろいろな国の料理を取り入れ、懐かしいものを新しく昇華させたい。『モダン&クラシック』は対義語だが、どちらも良いところ」と話す。

 馬場さんは、料理人として18年の経歴を持つ。主に働いていたのはグローバルダイニングで約6年。同じく神楽坂にある焼き肉割烹「Nose to Tail 」の加藤さんと共に働いていた。「以前、世田谷区でバル店を営んでいたが店を閉めて、もう少し小さい店にして、自分のやりたい料理にトライしたいと思い、食の激戦区でもある神楽坂で挑戦するため、当店を開いた」と話す。

 共に切り盛りする妻の敦子さんは「食事をする時くらい、あまり難しく考えて食べてほしくはない。気軽に任せていただければ、おいしいものを提供する。料理を分からないまま食べてしまうのはもったいないので、丁寧にカウンター越しで料理について説明したり、サービスしたりすることを心掛けている。『こういう食材もあるんだよ』ということを店を通して伝えていきたい。安心感を持って『今日は何が出てくるんだろう』と楽しみにお越しいただければ」と話す。

 店名の「L’alba」は、イタリア語で「夜明け」という意味。「コロナ禍にオープンするに当たり、コロナ禍の夜明けになれれば良いなと思いを込めた」とも。

 料理のこだわりとして、五島列島から直送で魚を仕入れている。クラシカルなイタリアンになり過ぎず、フレンチなどの要素を入れて新しい料理を提案する。ワインの種類は全てイタリア産で、50種類ほど用意している。

 メニューは、お任せコース(6,600円)。1,000円追加で、メインを「天草黒毛和牛の炭火焼き」に変更でき、5,000円追加で、料理に合わせてペアリングも行う。20時以降はバータイムとして、アラカルトを提供する。アラカルトメニューは「真夜中に食べたい逸品。北海道産明太子と有明海苔のスパゲティ」(2,000円)、「罪悪感すらも忘れる今夜のデザート」(1,100)などのアラカルトも用意。「アラカルトは、コース料理に出さないような遊び心のある料理を提供している。『イタリアンシェフが真面目に作ったら』というテーマで、20時以降は『大人の遊び場』として楽しんでいただけたら」

 営業時間は、ランチ=11時30分~15時、ディナー=17時30分~23時。日曜定休。

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