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神楽坂のビストロ「夏目亭」が50周年 親子3世代での利用客も

店内の様子 エバーブルーの壁紙が特徴

店内の様子 エバーブルーの壁紙が特徴

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 神楽坂の芸者新道にある西洋料理・ビストロの「夏目亭」(新宿区神楽坂3、TEL 03‐5206‐5137)が10月で50周年を迎えた。1970(昭和45)年、麹町三番町で店を構えた後、瀬田や広尾、青山の地を経て2011(平成23)年、神楽坂に移転した。現在はソムリエの荒川裕さんが店を切り盛りしており、瀬田時代から腕を振るっている篠田義信さんがシェフを務める。

仔牛すね肉の煮込み ニース風

 荒川さんは「長く店をやっていると、親子3世代で利用されるお客さまもいらっしゃる。お客さまの世代のつながりの中に、自分たちの店があると思うと感慨深い」と話す。

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 神楽坂での10年を振り返り、「古くから利用してくださる方も多いが、数年前から若い年齢層のお客さまも増えた。ワインと料理のマリアージュを気にする方も多くなり、皆さん詳しい。昔からコンソメなども一から手作りしているが、素材の味を大切にして丁寧に作る料理と、ワインを楽しんでもらえているのならうれしい」とも。

 メニューは、3種のやさいのオムレツ(2,050円)や、仔牛すね肉の煮込みニース風(3,400円)など。「フランス料理ベースだが、枠にとらわれない料理」を提供することを心掛ける。その他のメニューも開店当時の面影を残したものも多く、店内には三番町時代に使っていた家具などもあり、50年の歴史を垣間見ることができる。荒川さんはこれからも丁寧に、コツコツとやっていきたい」とほほ笑む。

 営業時間は12時~14時、18時~22時(土曜・日曜・祝日は18時~21時、緊急事態宣言期間中は全日20時閉店)。水曜・第1火曜定休。