神楽坂の「まるフェ」(新宿区神楽坂6)内に9月1日、日曜夜限定のタコスバー「タコファントム」が期間限定でオープンした。
「タコスを愛しタコスに愛された男」という店主の本多新さんは「旅行で行ったニューヨークで食べたタコスに衝撃を受けて、日本でも同様のタコスを探し食べ歩いた結果、自分でも作るようになり、せっかくなので副業で店を出すことを決意した」と話す。
本多さんは旅行代理店勤務の傍らタコス店を出せないかと試行錯誤し、ネットの掲示板で場所を貸してくれる会社を募ったところ、「まるフェ」を運営する「あくと総合計画」(同)から連絡が来たという。「まるフェ」は古民家をセルフリノベーションした建物で、曜日替わりで異なる店が営業している。
本多さんのタコスは皮から手作り。注文が入ってから生地を潰して焼くという。日本ではまだ珍しいコーン100%で小ぶりなトルティーヤ(皮)はグルテンフリー。本場のタコスを彷彿(ほうふつ)とさせる香りが特徴。
メニューは、豚肉のスパイス煮込みタコス「カルニータス」(400円)、蒸し鶏のサルサ和えタコス「ポジョ」(300円)、沖縄でよく食べられているひき肉のスパイシータコス「チリミート」(350円)などをそろえ、テークアウトも対応する。
営業時間は日曜の17時~22時。9月27日まで。