フランスアニメーション界の巨匠、ミッシェル・オスロ監督・脚本の最新作「ディリリとパリの時間旅行」の日本公開を記念した展覧会が8月22日~9月29日、飯田橋にある「アンスティチュ・フランセ東京」(新宿区市谷船河原町)ギャラリーで開催される。
同作品はベル・エポック時代のパリを舞台に、ニューカレドニアからパリにやってきた主人公「ディリリ」が新しい友人たちと共に少女連続誘拐事件の謎に挑む物語。美しいパリのエッフェル塔、オペラ座、ヴァンドーム広場で、キュリー夫人やパスツール、ピカソやマティスなど、時代を彩った天才たちが登場する「バンド・デシネ」風のアートなアニメーション長編。
今年6月に開催された「フランス映画祭2019 横浜」でエールフランス観客賞を受賞。8月24日から東京の「YEBISU GARDEN CINEMA」「ヒューマントラストシネマ有楽町」などで公開される。
展覧会では実在の建物や人物から、ミッシェル・オスロ独自のアニメーションが実現されていく制作過程をたどる展示が行われる。
開催時間は10時~19時。入場無料。