神楽坂の夏の風物詩「神楽坂まつり」が7月24日~27日、神楽坂通りで開催される。主催は神楽坂通り商店会、本多横丁商店会、神楽坂仲通り商店会から成る実行委員会。
今年で48回目を迎える同祭りは前半24日・25日に「ほおずき市」、後半26日・27日に「阿波(あわ)踊り大会」が行われる。今年も引き続き「がんばろう!日本」をテーマに掲げ、東日本大震災をはじめとする災害被災者への出店ブースの無料提供やチャリティうちわの販売などを行い、売り上げの一部の寄付を予定している。
ほおずき市では、毘沙門天(びしゃもんてん)善國寺門前周辺でのほおずき(1鉢=1,500円)販売や毘沙門天子供縁日などを開催。境内の毘沙門天ステージでは、福島県の今を語るトークショー、福島県「山口太鼓」や島根県「石見神楽」などの伝統芸能、歌手・松永ひとみさんのステージなどが繰り広げられる。
門前で行われる神楽坂近隣飲食店や専門店による「門前屋台コーナー」も人気企画の一つ。神楽坂の人気店・有名店50以上の屋台が並ぶ。「粋な街づくり倶楽部」は浴衣姿で神楽坂を案内する「浴衣でコンシェルジュ」を行う。
祭りの後半には、毎年沿道があふれるほどの見物客でにぎわう、1972(昭和47)年に始まった「阿波踊り大会」を開催。神楽坂下から坂上まで登る「神楽坂通り会場」、赤城神社前から坂上を目指す「6丁目会場」の2会場で約45連、延べ3700人が出場予定。最終日の18時からは地元の小学生や幼稚園・保育園児たちによる「子ども阿波踊り大会」も行う。
開催時間は、ほおずき市=17時~21時、阿波踊り大会=19時~21時(子ども阿波踊り大会は27日18時~19時)。