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神楽坂恒例の伝統芸能フェス 今年は5月に開催へ、街全体を舞台に

神楽坂路上界隈の新内流し

神楽坂路上界隈の新内流し

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 伝統芸能フェスティバル「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり2019」が5月11日・12日、神楽坂エリア一帯で開催される。主催は「アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)」(墨田区横網1)と「NPO法人粋なまちづくり倶楽部(くらぶ)」(新宿区東五軒町)。

毘沙門天善國寺境内特設ステージ 講釈場

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 同イベントは、「まちと人が一体になった祭り」として2013年に初開催。今年で7回目を迎え、開催時期を11月から5月へ変更した。会場は江戸の雰囲気が残る毘沙門天(びしゃもんてん)善國寺や赤城神社、東京神楽坂組合・見番、神楽坂通りエリア内路上、歴史的名所旧跡、カフェやレストラン、路地や横丁など神楽坂エリア一帯を会場に、さまざまなジャンルのアーティストが伝統芸能を2日間披露する。今年も地元などのボランティア延べ100人以上が「まち舞台コンシェルジュ」となってイベント運営を支える。

 プログラムは赤城神社境内で行う初登場の音楽プログラム「神遊びライブ」をはじめ、カフェやレストランでミニライブを行う「店めぐり・伝統芸能ライブ」、神楽坂在住で新内節の人間国宝・鶴賀若狭掾(つるがわかさのじょう)一門による「新内流し」や富山県の城端曳山祭(じょうはなひきやままつり)で伝承される「庵唄(いおりうた)」の練り歩き、善國寺境内に再現された講釈場での若手講釈師による講談、琵琶語り、浄瑠璃、浪曲などの伝統語り芸、神楽坂通り2カ所での街角ライブ、芸者衆の稽古場「見番」でのお座敷遊び体験、名所旧跡のスタンプラリーなどを展開。

 赤城神社神楽殿での、手妻、尺八とフルートのハイブリッド楽器・オークラウロの演奏、長唄三味線、邦楽ばやしによる「夕暮れライブ」でイベントを締めくくる。

 開催時間は、11日(宵祭)=15時~19時40分ごろ、12日(本祭)=11時30分~18時30分ごろ。参加無料(一部有料)。

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