2018年に45周年を迎えた「フルーツパーラーフクナガ」(新宿区四谷3)は、店主の体調を考慮して今年から営業日、時間を変更する。来店客のために今後も営業を継続する。
季節ごとに旬の果物を使い、果物本来のおいしさを求め続けた店主の西村誠一郎さん。年齢とともに時間をかけた仕込みが負担になってきたが、「長く店を続けてもらいたいという常連客の声に押されて営業時間の変更を決めた」と話す。
「果物のおいしさは酸味と甘味のバランス。栄養も機能もある果物らしいこの味を丸ごと五感で味わってもらいたくてこの仕事を続けている」とこだわりを見せる。
果物店の2階にある店内は1973(昭和48)年オープン時の雰囲気を残し、席数29席、完全禁煙。店主の手が空けば聞けるフルーツ談義も来店客の楽しみの一つ。
メニューは一番人気の季節のお薦め「苺パフェ」(1,000円)などのフルーツパフェやカットフルーツ、シャーベット、フレッシュジュース。フルーツサンド(900円)、フルーツトースト(700円)、プリンアラモード(1,200円)なども用意する。
営業時間は、平日=15時~19時30分、土曜=11時30分~16時30分。水曜・日曜・祝日定休。