神楽坂エリア一帯で、20回目を迎えた秋の文化祭的イベント「神楽坂まち飛びフェスタ」が開催されている。
今年もにぎわった「神楽坂ギャルソンレース」(今年の開催風景、主催者提供)
1999年に「まちに飛び出した美術館」として始まった同イベントは今年で20回目を迎える。神楽坂まち飛びフェスタ実行委員長の日置圭子さんは「神楽坂をアートで元気にするというコンセプトを継承しつつ、楽しいことをしたいという気持ちがここまで大きなイベントに広げてくれた」と話す。
今年は22日間で主催4イベントに加え、ダンス、音楽、アート展示、体験・催事など63企画が連日行われている。「20年間で世代交代が行われてきているが、若い人たちも変わらず神楽坂文化を楽しんでくれている」と日置さん。
今後の主なイベントは、芸者衆の稽古場「見番」を特別開放した「ざ・お座敷入門」(27日)、まちのランドマーク、毘沙門天善國寺境内で絵画、イラスト、写真、工芸などさまざまなジャンルのアーティストが作品を披露する「神楽坂アートスクエア」(28日)、神楽坂通りが700メートルのキャンバスになる最終日の名物企画「坂にお絵描き」(11月3日)など。
公式フェイスブックでは今年から全ての企画をリポートし、情報発信にも力を入れる。
11月3日まで。