神楽坂上交差点近くの牛込消防署前に11月13日、フレンチレストラン「Restaurant D」(新宿区白銀町、TEL 03-5579-8674)がオープンした。
同店の前身は、神田で今年9月まで16年間営業していたイタリアンレストラン「ヴィラドゥーエ」。現在のシェフがフレンチ出身であることから今回、カジュアルな雰囲気でありつつも本格的なフレンチを提供する店として移転リニューアルオープンした。店舗面積は20坪。席数はカウンター席とテーブル席を合わせ32席。
主なメニューは、ラングドック地方の伝統料理「カスレ レストランDスタイル(鴨もも肉のコンフィ、自家製塩漬け豚バラ肉、プラチナポークのソーセージ、白インゲン)」(3,200円)、「旬の彩り野菜のトリュフバターソース」(1,400円)、「スペイン・バスク産 フォアグラのテリーヌ」(1,600円)、秋冬限定チーズ「モンドール」と野菜・バケットのセット(4,800円、ハーフサイズ2,600円)など。数種類の前菜とグラスワイン1杯が付く「ワンプレートディナー」(2,500円)やコース料理(6,500円)も用意する。
ドリンクメニューは、常時12種類ほどを用意するグラスワイン(650円~)や3,000円台を中心価格帯としたボトルワインなど。国産ワインは200種をそろえる。価格は全て税別。
「かしこまらずにおいしい料理とワインを楽しんでもらいたいというのがコンセプト。フレンチには珍しくカウンター席もあるので、女性1人でのご来店や『仕事帰りにふらっと』『しっかりとコース料理を』などシーンに合わせてご利用いただきたきたい」とマネジャーの池戸卓さん。「メインの通りから少し離れているのでゆったりと過ごしていただければ」とも。
神田時代から行っているブドウの生産者を招いた店内イベントやワイナリーを訪れるツアーなど、生産者と消費者をつなぐ企画は今後も継続。「当店の料理や店を知ってもらうきっかけとして、今後もさまざまな企画をやっていきたい」と意欲を見せる。
営業時間は17時30分~24時。日曜・祝日定休。