飯田橋の名画座・ギンレイホール(新宿区神楽坂2、TEL 03-3269-3852)で11月11日より、「神楽坂映画祭2017 ギンレイピアノ映画祭」が開催される。
4回目を迎える今年は、同ホールにピアノを常設することを記念して、ピアノ映画の特集のほか、特別企画としてサイレント映画ピアニスト・柳下美恵さんのピアノ伴奏によるサイレント映画の名作を連日日替わりで上映。1992年に矢野顕子さんがピアノと歌だけでレコーディングしたアルバム「SUPER FOLK SONG 」の録音風景をドキュメントした「SUPER FOLK SONG ~ピアノが愛した女。~(2017年デジタル・リマスター版)」を特別上映する。
主な上映作品は、「戦場のピアニスト(デジタル・リマスター版)」(2002年)、「4分間のピアニスト」(2006年)、「ショパン 愛と哀(かな)しみの旋律」(2002年)、「敬愛なるベートーヴェン」(2006年)、「ピアノマニア」(2009年)、「アルゲリッチ 私こそ、音楽!」(2012年)など。ピアノ伴奏付きサイレント映画は、「キートンの探偵学入門」(1924年)、「隣同士(短編)」(1920年)、「最後の人」(1924年)、「第七天国」(1927年)、「散り行く花」(1919年)などを上映する。
チケット料金は、一般=800円、会員・学生=500円。ピアノ伴奏付きサイレント映画は、一般=1,500円、会員・学生=1,000円。特別上映「SUPER FOLK SONG ~ピアノが愛した女。~」は一律2,000円。各回入れ替えの定員制で、全席自由、入場整理番号制(各回10分前開場)。今月17日まで。
期間中、飯田橋ラムラ1階エントランスホールで「ラムラ&ギンレイ映画大ポスター展」を同時開催する。