神楽坂通りから一本路地を入った小栗通りのワインダイニング「marugame(まるがめ)」(新宿区若宮町、TEL 03-6280-7940)が9月、新シェフを迎えメニューをリニューアルした。
店主の丸亀知美さんが、ワインと月替わりの「夜ごはんのコース」を提供する店として2011年2月にオープンした同店。今回、新シェフに小坂考弘さんを迎え、より本格的なフレンチを提供する店としてメニューを刷新した。
小坂さんは都内のフランス料理店やブライダルで腕を振るったほか、日本料理の経験も持つ。メニューは、旬の食材を使った前菜3品、魚料理、肉料理、締めのごはんで構成する月替わりのコース料理(6,800円)のみ。ドリンクメニューは、グラスワイン(1,000円~)、5,000~6,000円台を中心としたボトルワインなど。和の要素を取り入れた料理を和骨董(こっとう)の器で提供する。
これまでは30~40代の女性や夫婦など、女性客が多かったという同店だが、「男性客が増えてきた印象」と丸亀さん。小坂さんは「日本とフランスの文化が融合する神楽坂で、アンティークの和食器とフランス料理の融合を楽しんでいただきたい」と意気込む。深夜営業、アラカルトにも対応しており、「仕事帰りに一品とワインという使い方や、近隣の飲食店の方にもお越しいただければ。(1人で切り盛りしているため)予約をしていただければ助かります」とも。
営業時間は火曜~日曜の18時~翌3時(日曜は24時まで)。月曜はグラスワインとおつまみを提供するカジュアルなワインバー(17時~22時30分)として丸亀さんが店に立つ。