飯田橋にあるアンスティチュ・フランセ東京(新宿区市谷船河原町)で7月15日、恒例の「パリ祭」が開催される。
日本では「パリ祭」の名前で親しまれているフランスの祝日「フェット・ナショナル・フランセーズ」。毎年フランスでは各地で「バル(ダンスパーティー)」が行われるなど、フランス革命記念日の7月14日を国民が一体となって盛大に祝う。東京のパリ祭には例年、近隣住民や同施設でのフランス語講座の受講生、フランスが好きな人、家族連れなど、年齢を問わず約700人が来場するという。
イベント当日は、フランス発祥の球技「ペタンク大会」や講師によるタンゴ、サルサのワークショップ、子ども向けアトリエやパフォーマンスなど、子どもから大人までが楽しめるさまざまな企画を実施。クレープやサンドイッチ、シャンパン、ワインなどを販売する飲食ブースをはじめ、フランス語書籍の古本市、日本で活動するフランスの団体の紹介ブースなども並ぶ。
夕刻には、今年6月に就任したローラン・ピック駐日フランス大使がスピーチし、来場者に無料でシャンパンを振る舞い乾杯。サルサパーティーでイベントを締めくくる。
「『パリ祭』は1年で最もフランスらしい雰囲気が楽しめるお祭り。会場にはフォトジェニックなフランス感あふれるデコレーションや食べ物がたくさんあり、SNS映えするスポットをお探しの方にもお勧め」と広報担当の有馬夕貴さん。「子どもから大人まで楽しめるイベントなので気軽にお越しいただきたい」と呼び掛ける。
開催時間は12時~20時。入場無料。