再開発工事が進む四ツ谷駅前近くに4月3日、イタリアンレストラン「La Mela(ラ メーラ)」(新宿区本塩町、TEL 03-6457-8028)がオープンした。
神楽坂でオープン9年目のイタリアン「しゅうご」(筑土八幡町)初の系列店となる同店。「しゅうご」で6年、腕を振るってきた宮添亮太シェフとマネジャーの田倉亮さんが店を切り盛りする。店舗面積は約15坪。席数はカウンター4席とテーブル席16席を合わせた20席。
「『しゅうご』のテイストを残しつつ、宮添シェフのオリジナリティーを出した」という料理は、宮添シェフが得意とするパスタや「煮る」「焼く」などシンプルな調理法で素材の味を引き立てた一品。食材には、宮添シェフの出身地・山口県をはじめとする全国から届く魚介や肉、「しゅうご」のオーナーシェフ・廣瀬周悟さんが茨城の農園で作る野菜などを使う。
ランチには、自家製パン・スープ・サラダ・選べるパスタ(500円追加でメインに変更可能)・ジェラート・カフェをセットにした「PranzoA」(1,500円)、「PranzoA」の内容に魚か肉料理が付く「PranzoB」(2,500円)の2つのコースを用意。ディナーは、旬の鮮魚を使ったカルパッチョ(2,000円)、「神奈川県産黒豚のローストハムとそら豆のペースト」(1,500円)、「エゾ鹿もも肉のロースト」(3,000円)、「土佐あかうしのボロネーゼ」(1,800円)など、季節の食材を使ったメニューをアラカルトで提供する。
ドリンクメニューは、日替わりで数種類用意するグラスワイン(650円~)、4,000円台後半を中心に約100種をそろえるボトルワイン、アサヒ熟撰生ビール(650円)、カクテル(700円)、食後酒(650円~)など。客単価は6,000~8,000円を見込む。
「しゅうご」に比べ客席間を広く設け、ゆったりとした空間に仕上げた同店。「落ち着いた空間、アットホームな雰囲気の中で食事を楽しんでいただきたい。シェフの料理を目指してお越しいただける店になれれば」と田倉さん。宮添シェフも「食材は本当にいいものを使っている。来ていただいたお客さまにおいしいものを食べてもらうだけ」と自信をのぞかせる。
営業時間は、11時30分~14時、18時~22時。日曜・第2月曜定休。