2月24日にスタートする「プレミアムフライデー」の消費者向けのサービスが続々と登場する中、社内での導入・取り組みについて、広域市ケ谷圏に本社を置く大日本印刷(新宿区市谷加賀町1)、KDDI(千代田区飯田橋3)、セブン&アイ・ホールディングス(二番町)、ソニー・ミュージックエンタテインメント(六番町)の各広報担当者に聞いた。以下、各社の回答。
ホテルメトロポリタン エドモントではドリンク・フードのワンコイン提供も
大日本印刷=全社的な「プレミアムフライデー」導入の計画はいまのところないが、製造現場や地方の事業部が個別で導入するケースはあり得る。いまのところ市ヶ谷地区部署での導入計画はないが、今後の動向を注視しつつ検討中。
KDDI=「プレミアムフライデー」のコンセプトには賛同している。すでにある、柔軟な働き方を推進する裁量労働やフレックス勤務、時間給の取得など、部門ごとに引き続き取り組んでいく。利用客向けのキャンペーンや施策などは現時点では予定していない。
ソニー・ミュージックエンタテインメント=会社を挙げての取り組みは行っていない。
セブン&アイ・ホールディングス=サービスを提供する側のため、企業内部ではどういった形で取り組んでいくかは検討中。
「プレミアムフライデー」は、月末の金曜は15時ごろまでに仕事を終え、ディナーやショッピング、旅行などを楽しもうという取り組み。2月23日現在、公式ロゴマークの使用申請企業・団体は3000件を超えている。
消費者向けサービスとして、セブン&アイ・ホールディングスは、グループ企業が運営する「デニーズ」での特別メニューの提供や「イトーヨーカドー」での「プレミアム夕市」の開催などさまざまな企画を実施。そのほか、ホテルメトロポリタン エドモント(飯田橋3)内のダイニング・カフェ「ベルテンポ」でのドリンク・フードのワンコイン(500円)提供(15時~17時30分)、居酒屋「魚盛 飯田橋店」(新宿区下宮比町)での営業開始の前倒し(15時~)、四谷メディカルキューブ(千代田区二番町)でのがん検診ペア受診割引など、さまざまなサービスが展開される。