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神楽坂に「北のプレミアムフード館」 農水産業応援で地方活性化目指す

北のプレミアムフード館「kita-pre」外観

北のプレミアムフード館「kita-pre」外観

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 神楽坂通り沿いに4月15日、北のプレミアムフード館「kita-pre」(新宿区神楽坂3、TEL 03-5225-2566)がオープンした。1・2階がショップ、3階がカフェ。運営するのは、不動産管理を行う「中央ビルコン」グループ(中央区)の「エス・シー・シー」。

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 同店は、北海道・青森・秋田・岩手の4道県の「逸品」を常設した日本初の「北のセレクトフードショップ」。農水産業を応援することをコンセプトに、農水産業生産者と消費者を直結させ、双方を笑顔にする新しい流通の場を創造することを目指す。

 「弊社代表の清藤が青森県出身で、故郷の人口減少や生産者の高齢化・後継者不足といった問題に何かできることはないかと考えたことがきっかけ。清藤が昨年まで青森県人会会長を務めていたこともあり、青森県、東奥日報、ジェイアール東日本商事など、興味を持ってくださった関係各所からもご協力いただいている。青森のネットワークを生かして、北4道県を活性化したい」とマネジャーの柴田雅夫さん。

 1階は、生鮮・加工食品・調味料・干物・日用品売り場で、店頭では神楽坂散策をする人たち向けにソフトクリーム(500円)やコロッケ(220円)も販売する。2階は、和洋菓子・酒類・嗜好(しこう)品売り場で、「りんごのマカロン」などリンゴを使ったスイーツが人気だという。

 3階のカフェは、暖炉を囲む北国の風景をイメージした内装で、「フルーツティー」(850円)や「リンゴジュース」(600円)、「青森カシスのヨーグルトスムージー」(650円)、「シードル」(ハーフボトル1,200円)などのドリンクと、北の食材をのせたタルティーヌ(オープンサンド)や旬のフルーツを使ったスイーツといった軽食を用意する。

 「地方で埋もれている魅力ある商品をどんどん紹介していきたい。神楽坂は、舌も目も肥えた方が多いエリアだと思うが、ぜひ一度足を運んでみてほしい」と柴田さん。「近隣の飲食店にも食材を提供できたらうれしい」とも。

 今後はネットでの販売にも力を入れたいとして、ネット会員も募っている。

 営業時間は11時~20時。

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