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神楽坂に日本初のロティ専門店 素材にこだわったタイ屋台スイーツ提供

オーナーの佐々木藍さん

オーナーの佐々木藍さん

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 筑土八幡神社そばの大久保通り沿いに3月6日、日本初のロティ専門店「gootara cafe(ぐ~たらかふぇ)神楽坂」(新宿区筑土八幡町、TEL 03-5656-5647)がオープンした。

同店店頭

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 ロティ(ROTI)はタイやバリ島、マレーシアなどで人気の定番屋台メニューで、揚げクレープのようなもの。「現地では高カロリーのジャンクフードだが、私が提供するのはヘルシー志向のオリジナルロティ」とオーナーの佐々木藍さん。

 「一人旅のタイでロティに出会い、その後はロティを食べるためにタイへ通ったようなもの。日本でもロティを食べたくて専門店をやろうと思った」という。コンセプトは「Natural Junk」。佐々木さん自身がアレルギー体質を食事療法で改善した経験から、きび糖やココナツオイルなど素材にはこだわりを見せる。「この店でロティを知った人が現地のロティを食べた時、こんなに違うのかと私のこだわりを理解してくれたら」と話す。

 主なメニューは、スイーツ系のバナナ・卵・チョコ・練乳・ココナツ・バニラアイスをトッピングした「本場Thailand roti」(700円)や自家製あんこ・きな粉・抹茶・黒蜜・バニラアイスをトッピングした「神楽坂roti」(650円)など。ご飯系では、自家製ドライカレー・卵・ネギ・焦がしチーズ・ナンプラーまたはシーラチャーマヨをトッピングした「ロティマタバ」(600円)など。その他、「キャラメルバナナ」「チョコベリー」などの「定番ロティ」(500円)や「お手軽ロティロール」(300円)、「プレーンロティ」(200円)がある。

 ランチには、平日限定20食の「玄米とロティのspecialカレーset」(600円)を提供。ドリンクは、コーヒー(400円)、ビール(600円)など。

 店の前を通る学校帰りの子どもたちとも気さくに会話を交わす佐々木さん。オープン2週間でリピーターもついた。「オーダーが入ってから低温でじっくり揚げ焼きにするため、1つにつき8~10分くらいかかってしまう。その時間を『ぐ~たら』気長に待ってもらえたらうれしい」と笑顔を見せる。

 営業時間は、平日=11時30分~売り切れ(18時くらい)、土曜・日曜・祝日=12時~売り切れ(17時くらい)。テークアウト専門だが店頭にイーティングスペースも設ける。

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