神楽坂にあるすし食べ放題店「すしアカデミー」(新宿区神楽坂3、TEL 03-6265-0047)で食べ放題の攻略法を聞いた。
すし職人養成スクール「東京すしアカデミー」(西新宿)が運営する同店。食べ放題システムを継続できている理由について、同社の谷口弘子さんは、「すし職人を養成する学校が母体なので仕入れが単独ではないこと。すし職人を養成する修行の場でもあるため、利益率を通常店舗より低く設定していること」と話す。
これまで2年半の営業で思い出に残っているのは、「たくさん食べそうに見えないお客さまが、すしを140貫、アイスクリームを60個召し上がって帰られたこと」といい、最高記録は、男性で150貫(2014年2月ごろ)、女性で120貫(2014年7月ごろ)だという。
時間制のため、店の商品提供スピードを考え効率よく食べること、原価の高い商品を頼むことが食べ放題攻略のコツだという。「握り・炙(あぶ)り・軍艦とバランスよく頼むことがポイント。偏った頼み方をすると商品が素早く出て来ない。握りでは中トロ、炙りでは炙りエンガワ、軍艦ではウニの原価が高い」と谷口さん。握りは1回の注文で10種類まで。茶わん蒸し、厚焼き卵、塩辛などの一品料理も食べ放題に含まれる。
営業時間はランチ=11時30分~14時、ディナー=17時~22時30分。料金は、ランチ(90分間)=大人3,218円、小学生2,160円、小学生未満1,080円、3歳以下無料、ディナー(120分)=大人3,758円。