四谷荒木町・車力門通りに7月17日、新店「焼鳥 おがわ」(新宿区荒木町、TEL 03-5315-4630)がオープンした。
店を切り盛りするのは「中学時代の夢がすし屋か焼き鳥屋か宮大工だった」という店主・小川拓道さん。学生時代は飲食店でアルバイトをしていたものの大学卒業後は営業職として一般企業に就職。飲食店での独立に向け27歳で脱サラし、大手鳥料理チェーン店で会社としてのシステム、経営を学び、その後、阿佐ヶ谷、大塚の焼き鳥店での修業を経て今回の独立にこぎ着けた。
丸鶏で仕入れ、店でさばく鶏肉は、国産の「ほろほろ鳥」「天城軍鶏(しゃも)」の2種類のみを使用。生産者のもとを訪れ、安心安全な食材にこだわった焼き鳥をコースを中心に提供する。店舗面積は10坪。席数はカウンター15席。店内は木の温かみのあるシンプルな内装に仕上げた。
主なメニューは、「焼鳥フルコース」(前菜・鶏刺し身盛り・サラダ・本日の一品料理・白レバーパテ・串7本・ご飯もの・お新香・鶏スープ・手作りデザート、5,000円)、「焼鳥ハーフコース」(前菜・サラダ・白レバーパテ・串5本・お新香・鶏スープ・手作りデザート、3,500円)、「焼鳥おためしコース」(前菜、サラダ・串4本・お新香・鶏スープ、2,000円)。
このほか、鶏刺し身3点盛り(1,500円~)、鶏薫製3点盛り(1,200円~)、白レバーパテ(バケット付、700円)、卵かけご飯(スープ付、500円)、親子丼(スープ付、900円)、単品串(280円~)など、一品料理や〆の食事なども用意する。
ドリンクメニューは、「エビス樽(たる)生」(600円)、飲食店限定ビール「白穂乃香」(700円)、「悦凱陣」(香川、800円~)、「宝剣」(広島、700円)、「義侠」(愛知、800円)などの日本酒、ワイン(グラス=700円~、ボトル=3,500円~)、焼酎(600円)など。客単価は5,000~6,000円。
「荒木町は食べるものに目が肥えている人が多い街」と小川さん。「おいしいと言っていただくのはもちろん、楽しかった、幸せだったと言っていただけるような、空間を含めて満足していただける店になれれば」と意気込みを見せる。
営業時間は17時~24時。日曜定休。