四ツ谷駅前から続く三栄通りに11月27日、手打ちそば店「祭そば」（新宿区三栄町、TEL 03-5379-1720）がオープンした。

店内の様子

　店舗面積は18坪。席数はカウンター席とテーブル席を合わせた32席。店主・荒川和郎さんは栃木・日光出身。地元の祭りやイベントなど、人が集まる機会にそばを打つことが多かったという。同店では、荒川さんが打つコシの強さと太さが特徴の手打ちそばをメーンに、夜はつまみやアルコール類も提供する。

　荒川さんは昨年7月、千歳船橋に知人と共同で店を開業。昼は「祭そば」、夜は居酒屋という二毛作店として営業してきたが、そば店として昼夜通した営業形態に変更するため、今年10月に閉店。ビジネスマンが多い街を条件に物件を探し、今回、新たに店をオープンした。

　主なメニューは、温かい汁で食べる「もりそば」（800円）、肉入りの「かけそば」、大根おろし入りの「鬼おろしそば」（以上900円）、「けんちんそば」（1,000円）、「そばサラダ」（900円）、数人用の「五合盛り」（3,500円）、「一升盛り」（7,000円）、「そば豆腐」「温泉湯豆腐」「大名ネギの割り下煮」など。

　ドリンクメニューは、生ビール（380円）、瓶ビール（中瓶、580円）、ノンアルコールビール（380円）、日本酒、焼酎、サワー各種（以上380円～）など。ビジネスマンをメーンに、女性客や地元住民もターゲットに据える。

　「閉店時には残念がっていただき、戻ってきてほしいという声も頂いた。すでに何人か足を運んでくださっている方もいらっしゃる」と荒川さん。「サラリーマンだけでなく、地域の方にも喜んでいただける店になれれば。少しずつ定着していきたい」と意気込みを見せる。

　営業時間は11時～15時、17時～22時30分。日曜・祝日定休。