JR市ケ谷駅からJR飯田橋駅に続く千代田区立外濠公園の遊歩道で11月16日、千代田区内の大学生が主体となったキャンドルナイトイベント「Sotobori Canale(外濠キャンナーレ)」が開催される。
2009年に第1回を開催した同イベントは、法政大学デザイン工学部の学生が発案。「100万人のキャンドルナイト」同様、環境啓発を目指し、地域一体となって盛り上げることをコンセプトに、地域の大学生や企業、行政が連携し、取り組んでいる。
4回目の開催となる今年は、2000個のキャンドルを用意。区民らから集まった天ぷら油の残りや施設の廃油、空き瓶などを活用して住民らと共に製作した「エコキャンドル」を、史跡である江戸城外堀の遊歩道約1キロメートルに並べる。
同イベントは、第1回=2000人、第2回=4000人(共に1日のみの開催)と来場者数を順調に伸ばしており、昨年は2日間開催し、延べ7000人が訪れた。昨年からは新たな試みとして、「Sotobori Canale」をテーマにしたフォトコンテストを実施。今年も引き続き実施する。
広報担当の大塚さんは「本年度は開催を10月から11月に1カ月遅くした。少し気温の下がった初冬の外濠と暖かな明かりを楽しんでいただけたら」と来場を呼び掛ける。
開催時間は17時~20時。荒天中止。