セブン-イレブン・ジャパン(千代田区二番町)は6月7日より、関西で初の取り組みとなる買い物支援の移動販売「セブンあんしんお届け便」の運用を滋賀県内で開始した。
東近江市と愛荘町で稼働する移動販売車には、即食性の高いおにぎりや弁当、パン、飲料などを中心に、日常生活で使用頻度の高い生活必需品に絞り込んだ約150アイテムを搭載。集会場や老人介護施設などへの定期巡回販売のほか、住民の要望を聞きながら個別の住宅への巡回販売も展開していく。
今回移動販売を開始した「セブン-イレブン五個荘清水鼻店」では2009年ごろより、周辺顧客の利便性向上に向け、「御用聞き」サービスに積極的に取り組んできた。移動販売専用車両を活用することで、より顧客満足度の向上に期待を寄せる。
移動販売車は、2011年5月の茨城県での運用開始を皮切りに、熊本、宮城、広島、栃木、長野、福島、北海道、群馬、滋賀の1道9県で17台が稼働。買い物支援のほか、移動販売を通じた地域コミュニティーの活性化にも取り組んでいく。