神楽坂下交差点近くの飲食店街・神楽小路に4月13日、和風バル「神楽小町」(新宿区神楽坂2、TEL 03-6265-3991)がオープンした。経営はオーダイ(大阪市北区)。
店舗面積は1階・2階を合わせた30坪。京都の町家をイメージしたという店内には、1階にカウンター12席とテーブル席14席、2階にテーブル席32席を設け、総席数は58席。京都の南丹市美山・京丹後市の農家から直送される野菜を使った料理と、3つの均一価格(1,850円・2,300円・2,800円)に設定したボトルワインをメーンに提供する。
主なメニューは、「旬野菜と果物の贅沢(ぜいたく)グリル」や「海の幸たっぷりカルパッチョ」(以上880円)、「洋風肉じゃが牛すじワイン煮込み」(680円)、ささがきゴボウの衣をつけて揚げた「ゴボウのとり空揚げ ピリ辛あんかけ」(580円)、ワタリガニやエビ、白身魚、イカなどの魚介類をタジン鍋で調理する「びっくりアクアパッツァ」(しめのパスタ付き、1,880円)など。
ドリンクメニューは、約40種類のワインを中心に、生ビールやカクテル、果実酒、ハイボールなど幅広く取りそろえる。ビジネスマンと女性客をターゲットに据え、客単価は3,500円。オープン後、男女半々を想定していた客層は、7:3の割合で女性客が多く、特に女子会での利用が多いという。
ボトルワインについては採算を度外視した価格設定のものも多く、「広告などの経費を使わず、お客さまに奉仕・還元することで口コミを狙う」と井口禎夫店長。「お客さまへの奉仕、還元する姿勢を続けていき、口コミでお客さまに来ていただける店になれれば」と意気込む。
営業時間は11時30分~14時(ラストオーダー)、17時~23時。