TOKYO FM(千代田区麹町1)は8月30日、野田佳彦氏が民主党代表に選任されたことを受けて実施したリスナー参加型の緊急アンケート「モバイル・ジャッジ」で、70.5%のリスナーが「支持しない」と回答したことを発表した。
アンケートでは、「民主党の新代表に野田佳彦氏が選ばれ、今日野田新総理が誕生します。あなたは野田新代表を支持しますか?」と質問。実施期間は、29日16時~30日18時45分で、同局サイトの専用アンケートフォームにパソコンや携帯電話から投稿を受け付けた。
「支持しない」と回答した人からは、「小泉さんが総理を終えた時から『長続きもせず、いったい1年に何人が変わっているんだ!!』と言いたくなるほどの変化ぶりにもうあきれています!!野田さんも長続きするかどうか分からないので支持したくありません」「代表が代わっても政党が変わらなければ意味がないし、個人のエゴだけで政治をしている人たちには変わりないから」「国民との約束を反故(ほご)にするだけでなく、検証しない政党、どうして支持できますか?」などの厳しい意見が寄せられた。
一方、「支持する」と回答した人からは、「選挙の演説でノーサイドと党首があえて述べたことは非常に期待が持てるから」「演説に何だか感銘を受けたから」と期待の声も寄せられたが、「決まった以上、誰であれ今よりも良くなることを期待するしかない」「支持しなきゃやっていけない」「まずは応援して、ダメなら批判」など、あきれや諦めがうかがえる意見も。
集計結果は、支持する=29.5%、支持しない=70.5%。この結果は、19時からのニュース番組「TIME LINE」内でリスナーから寄せられた意見と共に伝えられた。