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飯田橋にスペインバル新店「エル・ソル」-日本酒も豊富に取りそろえる

脱サラして店を開いたオーナーの鈴木真二さん

脱サラして店を開いたオーナーの鈴木真二さん

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 飯田橋・東京大神宮通り沿いに1月17日、スペインバル「エル・ソル」(千代田区飯田橋1、TEL03-5211-7913)がオープンした。

日本酒を告知する店内ボード

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 店舗面積は17坪。席数はカウンター席とテーブル席を合わせた30席。オフィス街と住宅地が隣接する地域に店を構え、「ビジネスの方だけでなく、地域住民の方にも日常的に利用してもらえるバルを目指す」とオーナーの鈴木真二さん。

 「会社員時代にスペインへ旅行した際、現地のバルが持つ温かさに感動した。しかし、日本でスペインバルといえば、本格的で敷居の高いものが多く、日常的に利用できる店は少ない。それなら、自分でもっと気軽に利用できるスペインバルをつくろうと思い、脱サラして店を開いた」

 鈴木さんは脱サラ後、スペイン料理店に足しげく通い独学で料理を研究。試行錯誤を繰り返し、今では200種類以上のメニューを提供できるようになったという。「ただ、あまりにも現地の味に忠実だと日本人の口に合わないので、どれも日本風にアレンジしてある」と鈴木さん。

 料理は、スペインの代表的な米料理である「アロース・カルドソ」や「アロース・メロソ」(各1,050円から)を中心に、生ベーコンやサラダ、魚介のマリネなどのタパス(小皿)料理を日替わりで提供する。タパス料理は、気軽に様々な料理を楽しめるよう、いずれも500円前後に価格を設定しているという。

 ドリンクメニューは、スペインワインを中心に取りそろえるとともに、鈴木さん自ら仕入れた日本酒を豊富に用意。「スペイン料理は素材を中心とした料理なので日本酒に合う。珍しい組み合わせかもしれないが、ぜひ一度試してほしい」とも。

 「春からはランチ営業も予定している。スペイン料理だからといって身構えず、ちょっと食事でもといった感覚で来店していただければ」と鈴木さん。

 営業時間は17時30分~22時30分。土曜・日曜・祝日定休。

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