都営新宿線・曙橋駅近くに8月13日、ゲームカフェ&バー「NINETY.(ナインティ)」(新宿区荒木町、TEL 080-1210-6132)がオープンする。場所は日本茶カフェ「和の香」の2階。
店舗面積は18坪。席数はカウンター10席とテーブル席を合わせた26席。店内には4台のモニター用のテレビを配置し、ファミリーコンピューターやスーパーファミコン、セガサターン、ドリームキャスト、プレイステーションなど常時15台以上を用意するゲーム機でさまざまなゲームを楽しむことができる。
「80年代後半から90年代のサブカルチャーが大好き」というオーナーの林さん(32)。「自分たちの世代は昔、友人の家に集まってよくゲームをしていた。そういった空間を作ろうと思った」と話し、漫画喫茶のような閉鎖的な空間でゲームを楽しむのではなく、大人数で楽しめる空間として同店をオープンした。店内にはゲーム機以外にも、当時流行したラジカセやグッズなどが並ぶほか、BGMも当時流行した曲が中心。
メーンターゲットは「R30」という同店だが、開業準備期間中、近隣住民らから「子どもを連れて来たい」という声も聞かれたことから、アルコールを提供するバー業態にこだわらず、幅広い層が楽しめるよう試験的に昼の時間帯の営業も実施する。
アルコールメニューは、生ビール(680円)をはじめ、ウイスキー(580円)やサワー(480円)、カクテル(580円)など約50種類。フードメニューは、「だだ茶豆の塩ゆで」(280円)、「カリカリパスタ」(380円)などのつまみ類、「エビとアボカドのサラダ」(580円)、「若鳥の唐揚げ」(480円)などの一品料理に加え、「男の明太焼うどん」「女のカルボナーラうどん」(以上680円)、「Ninety.特製アボカドライス」(580円)などの食事類も取りそろえる。
「モノポリーなどのボードゲームにも注目していて、テレビゲームにこだわらずアナログゲームも取り入れていきたい。二次会や合コンなどにも利用してもらえれば」と林さん。「目標は『ヴィレッジヴァンガード』的な店。マニアックだけれども明るい、カジュアルな中で気軽にゲームを楽しめる空間を作っていければ」と意気込みをみせる。
営業時間は、平日=17時~24時、金曜・土曜=17時~翌5時、日曜=13時~24時(テスト営業)。火曜定休。テーブルチャージ500円。