モスフードサービス（品川区）は2月14日、同社唯一の業態となるグルメバーガーレストラン「モスバーガークラシック 神楽坂店」（新宿区岩戸町）で人気番組「出没！アド街ック天国」（テレビ東京系列）と共同開発した「モツバーガー」を2,000食限定で発売し、好調な売れ行きを見せている。

　同店は、本格的なアメリカンクラシックスタイルのハンバーガーを提供するフルサービスの店舗として1999年にオープン。商品には国産牛肉100％のパテを使用し、店舗限定のオリジナル商品「神楽坂バーガー」なども提供している。

　同商品は、パテの上に塩、コショウで焼き上げたズッキーニ、ニンジン、ブロッコリー、オニオンを乗せ、牛の第二胃（ハチノス）と野菜と豆を煮込んだトリッパソースをかけたもの。濃厚なトマト味で、最後にパルメザンチーズを振りかける。価格は1,200円（ポテト付き）。

　広報担当者は「売れ行きはすこぶる良いようだ。番組で紹介されたこともあり、たくさんの方に召し上がっていただいている」と話し、現在までの3日間で約300個を販売。2月13日に「牛込神楽坂」特集として放送された同番組内で紹介され、放送翌日の販売初日には、店の外に行列ができるほどの状況だったという。

　同社では、日本テレビの情報番組「スッキリ!!」と共同開発した「『スッキリ!!』辛テリーヤキバーガー」（昨年4月）や、タカラトミーとの「リカちゃんシェイク」、横浜開港150周年を記念した「開港バーガー」（以上昨年7月）など、さまざまなコラボレーション商品の開発に取り組んでいる。