四谷「温州軒」跡にラーメンの新店「もぐら」-「なおじ」系列の新業態

ラーメン店「温州軒」跡にオープンした新店「つけ麺・中華 もぐら」。外苑東通りに面した黄色い看板が目印。

ラーメン店「温州軒」跡にオープンした新店「つけ麺・中華 もぐら」。外苑東通りに面した黄色い看板が目印。

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 昨年10月、文化放送関係者らを中心に惜しまれつつ閉店したラーメン店「温州軒」跡に2月3日、新店「つけ麺・中華 もぐら」(新宿区荒木町)がオープンする。

メタル丼で提供する「中華そば」

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 同店は、新潟を中心に展開するラーメン店「なおじ」や昨年オープンした曙橋の人気店「麺匠 克味」(住吉町)の姉妹店。近隣住民からラーメンフリークまでターゲットを幅広くとらえ、濃厚なとんこつスープや背脂などが特徴的な既存店とは違った「あっさり」したラーメンを提供する。店舗面積は「温州軒」の頃と変わらずわずか3坪ほどで、席数はカウンター5席。目黒にある「濃厚中華そば・つけ麺 なおじ」で店長を任されていた古塩久喜さんが店長を務める。

 店名の「もぐら」は覚えやすさやインパクトなどから決定。佐藤直人社長は「社訓の一つに『フードエンターテインメント』を掲げており、テーマパークのように店員が1人のキャストとしてお客さまにどうすれば楽しんでもらえるかを考え、キャストという役に徹するように指導している」と話し、来店客を楽しませるためにモグラの変装や新潟弁のみでの接客などさまざまなアイデアが出たという。

 主力メニューは、煮干しと鶏のスープに「100種類以上を試して選んだ」という愛知県の老舗が製造する「傳右衛門(でんえもん)」のたまりじょうゆを合わせた「中華そば」と、カキと昆布の自家製魚醤(ぎょしょう)を使った「塩ラーメン」(各700円)。麺は長野県産の小麦をベースにした自家製の中細麺を合わせ、チャーシュー、メンマ、青ネギ、白ネギをトッピングする。

 オープンからしばらくは「中華そば」「塩ラーメン」のみを提供し、つけ麺やカニからだしをとった限定塩ラーメン、ご飯ものなどのサイドメニューは順次提供を開始する。

 営業時間は11時~(スープがなくなり次第終了)。定休日は未定。

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