東京水上倶楽部で90周年記念イベント-北京五輪選手参加も

都心に位置しカフェを併設した同ボート場には、春から秋にかけて家族連れやカップルなど、たくさんの人でにぎわいを見せる

都心に位置しカフェを併設した同ボート場には、春から秋にかけて家族連れやカップルなど、たくさんの人でにぎわいを見せる

  • 0

  •  

 今年で創業90周年を迎えた都内最古のボート場「東京水上倶楽部」(新宿区神楽坂1)で10月26日、90周年記念イベント「蘇れ!外濠2008」が開催される。

桜の季節の東京水上倶楽部

[広告]

 1918年の創業当時、東京には都民のためのレクレーション施設などがなく、都民のために何か出来ないかと外堀を利用したボート場が発案、建設された。当時は夜間の営業も行っており多くの人たちでにぎわいを見せたボート場だが、近年ボートを楽しむ人も少なくなってきたことから12年前に水上レストラン「カナルカフェ」をオープン。現在では神楽坂の人気スポットのひとつにもなっており、家族連れや観光客らでにぎわいを取り戻している。

 同倶楽部では創業90周年の記念イベントの第1弾として8月にボートの無料貸し出しを実施。今回のイベントはその第2弾となる。

 イベントではボートのタイムトライアルレースや、緊急時や水辺体験などに使用されるEボートでのエコ体験ツアーのほか、全日本選手権や国体、北京オリンピックでも活躍を見せたクラブチーム「戸田中央総合病院Rowing Club Red Angels」の協力による競技用ボートのデモンストレーションや競技練習用マシーンの体験などが行われる。

 開催時間は11時30分~15時30分。参加費は500円(1イベント)で、収益は同倶楽部が行っている水質浄化活動の寄付金に充てられる。イベント当日のカナルカフェ利用者には1イベントに参加できるチャレンジ券を配布する。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース