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神楽坂に「とんかつ さくたろう」 食肉卸が直営店

「とんかつ さくたろう」のヒレかつ

「とんかつ さくたろう」のヒレかつ

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 「とんかつ さくたろう」(新宿区矢来町、TEL 03-6265-0390)が8月23日、神楽坂にオープンした。経営は肉の卸などを行うディーティーユー(中央区)。

「とんかつ さくたろう」のロースかつ定食

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 同社は「ノウハウを駆使して自分たちの店をやりたい」と飲食事業の展開を決め、2022年に同ブランド1号店となる日本橋店をオープンした。店主の多田(ただ)伸也さんは「私たちなら、おいしい肉を使った食べやすいとんかつを、高いコストパフォーマンスで提供できると考えた。神楽坂は、1号店のある日本橋と親和性があると感じた。とんかつを、毎日食べたくなる身近なメニューとして受け入れてもらうため、まい進したい」と話す。

 使う豚肉は、穀物のみを食べて育った三元豚「らっきーとーん」と、キャッサバなどの芋類を多く与えた茨城県のいも豚「紫峰(しほう)ポーク」の2銘柄が中心。「らっきーとーんは脂肪分が少なく、赤身の深いうまみをダイレクトに感じられる。紫峰ポークは、豊かで上品な脂の甘味が際立つ。好みや気分で選んでいただき、味の違いも感じてもらえれば」と多田さん。

 とんかつメニューは「ロースかつ定食」(らっきーとーん=1,100円~、紫峰ポーク=1,900円~)、「ひれかつ定食」(同=1,350円~、同=2,500円~)など。そのほか、「特選ジャンボ海老(エビ)フライ」にひれかつを付けた「あっさりさくたろう定食」、ロースかつを付けた「がっつりさくたろう定食」(以上2,100円)、メンチカツ・エビフライ・ひれかつをセットにした「らっきー定食」(1,600円)など、とんかつ以外の揚げ物にも力を入れる。衣には米粉を使い、米油で揚げるという。

 「とんかつは揚げすぎず、外はサクッと、中は柔らかく仕上げる。メンチカツは店内で豚肉をひき、スパイスとのバランスを試行錯誤して完成させた自信作。ジャンボエビフライもお客さまに喜んでもらえることも多く、さまざまなバリエーションを楽しんでもらえれば。卓上のオリジナルソースやからし、塩、しょうゆなどでお気に入りの味付けを探してほしい」とも。オリジナルのソースはフルーツソースと青唐辛子ソース、塩は「青い海」「アンデス紅塩」を用意する。

 席数は、カウンター=10席、テーブル=22席。店舗面積は26坪で、日本橋店の約2倍の広さだという。「ファミリー利用や飲み会需要を意識し、単品メニューやドリンクメニューも増やした。普段使いの店として、ぜひ足を運んでほしい」と来店を促す。

 営業時間は、ランチ=11時~15時、ディナー=17時~22時(土曜・日曜?祝日=11時~21時)。

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