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九段下に味玉カモしょうゆラーメン専門店 味玉マニアが脱サラ出店

「RaMen TOMO TOKYO」鴨とカシスの味玉醤油ラーメン

「RaMen TOMO TOKYO」鴨とカシスの味玉醤油ラーメン

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 しょうゆラーメン専門店「RaMen TOMO TOKYO(ラーメン・トモ・トウキョウ)」(千代田区九段北1)が3月1日、九段下にオープンした。席数は、カウンター=9席、テーブル=4席。

「RaMen TOMO TOKYO」濃厚鴨白湯の味玉醤油ラーメン

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 店主の藤岡智春さんは商社に勤めていたが、趣味のラーメン食べ歩きが高じて「ラーメンに携わる仕事がしたい」と退職。飲食店での経験を重ねた。味玉マニアとしてメディアでも知られる藤岡さんは「ラーメンに関わる仕事を考えた時、自分でラーメン店を持つことに行き着いたのは自然な流れだった。店名は、これまで世話になった方、これから携わってもらう人を『友』と捉え、多くの友に喜んでほしいという思いを込めて名付けた」と話す。

 ラーメンは、看板メニューの「鴨(かも)とカシスの味玉醤油(しょうゆ)ラーメン」、こってりとしたスープが特徴の「濃厚鴨白湯(パイタン)の味玉醤油ラーメン」(以上1,000円)2種類。国産のカモ肉とカモガラを使い、長時間煮込んでだしを取るという。「カモのうまみは繊細。独自性のある新たな組み合わせを研究した結果、カシスが最適だった。味のバランスが良く、カモ特有の甘みある風味を際立たせる。一方、白湯スープは、こってりしたラーメンが好きな方も満足いただける、看板メニューとは真逆のラーメン」とも。仕上げにかける香味油は、カモの皮を低温で調理し抽出する。「ユズやポルチーニと漬け込んだ味玉も、ラーメンと食べると相乗効果がある」とも。

 オープンして間もないが、既に常連客も多いという。「男女問わず気軽に入れる店になれれば。オフィスワーカーが普段使いできるラーメン屋を目指したい」と笑顔を見せる。

 営業時間は11時~15時。

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