セブン-イレブン・ジャパン（千代田区二番町）は7月5日、プレジデント社（平河町）が発行する食情報誌「dancyu」編集部と共同開発した「特製 粗デミソース仕立て 新・欧風ビーフカレー」を全国の店舗で発売した。

　2社は昨年7月、「dancyu」の創刊200号記念企画として「南インド式 粗挽き黒胡椒チキンカリー」を限定発売。予想を上回る販売となったことを受け、今回の第2弾ではフレンチや洋食店に欠かせないソースベースである「粗デミソース」に注目し、国民食でもあるカレーをより身近な「欧風テイスト」に仕上げた。価格は650円。

　同商品は、3日がかりで作る粗デミソースに、あめ色に炒めた玉ねぎでコクをプラス、スパイスの調合やイタリア産トマトの盛り付けなどの工夫を重ね、深いうまみを持ちながら、スパイシーで食欲をそそる夏向きの商品に仕上げた。2段重ね構造の容器で提供することでカレーの風味を保ち、レンジで加熱することでライスは蒸らされたように温まり、炊きたてに近い状態を再現する。

　同社の広報担当者は、「ターゲットは普段からセブン-イレブンを利用する30代から40代の男性やグルメ志向の方、dancyu読者。本格的な味を身近なセブン-イレブンで味わってほしい」と話す。

　現在発売中の「dancyu」8月号は「日本一のカレー集めました」と題し、ビーフカレーやポークカレー、チキンカレー、カツカレー、キーマカレー、ドライカレー、スープカレー、学食カレー、コンビニの名品など21ジャンルのカレーを紹介している。セブン-イレブンでの購入者限定で、オリジナルの金スプーンが付く。

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