![神楽坂に本部を置く「大戸屋」。お膝元である同エリアにも店舗を構えている。写真は神楽坂通りに面する神楽坂店。](https://images.keizai.biz/ichigaya_keizai/headline/1212677683_photo.jpg)
和定食のチェーン店を展開する「大戸屋」(新宿区岩戸町)は6月4日、インドネシアでの1号店出店を発表した。
同社はこれまで、タイに12店、台湾に8店の出店を果たし、2005年にスタートした海外展開はインドネシアで3カ国目。アジア中心の出店について同社は、「食材の仕入れ購入先であるタイ、台湾からスタートした」と説明し、現地子会社も設立。タイ、台湾の店舗が直営であるのに対して、今回のインドネシアはフランチャイズでの出店となる。
タイ、台湾、インドネシアの各店舗とも日本と同様のメニューを取りそろえ、国や地域対応など特別な「ローカライズ戦略」は取っていないという。来店客は観光や駐在の日本人もいるが、現地の人が中心だといい、各国ともに和食が受け入れられていることが伺える。
インドネシア1号店は「スナヤンシティー店」で、6月20日にオープンの予定。
同社は1958年に創立者の三森栄一氏が東京・池袋に「大戸屋食堂」として開店。今年で創業50年目を迎える。
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