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新潮社創業120年記念写真展 限定特別グッズ販売も

ラカグ2階で始まった新潮社創業120年記念写真展「新潮社写真部のネガ庫から」会場の様子(写真提供=新潮社)

ラカグ2階で始まった新潮社創業120年記念写真展「新潮社写真部のネガ庫から」会場の様子(写真提供=新潮社)

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 神楽坂の商業施設「la kagu(ラカグ)」(新宿区矢来町)で6月14日、新潮社創業120年記念写真展「新潮社写真部のネガ庫から」が始まった。

川端康成と三島由紀夫

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 1896(明治29)年の創業から今年で120年を迎えた新潮社(矢来町)。1904(同37)年に文芸誌「新潮」、1914(大正3)年に「新潮文庫」、1947(昭和22)年に「小説新潮」を創刊し、日本の文学史に名を残す作品を数多く出版してきた。1956(同31)年創刊の「週刊新潮」とともに発足した写真部では、週刊誌をはじめとする刊行物に合わせて多くの写真を撮影。その数はネガ・フィルム15万2300本にも及ぶ。

 今回の企画では、ネガ庫に大切に保管されている写真の中から作家50人49枚の写真を展示。その多くが初公開で、家族とのだんらん風景や飲み屋での至福の表情、入浴シーンなど、日常のひとときを切り取った写真になっている。

 写真展限定の特別グッズとして、同社と縁が深い6人の文豪を描いた「文豪トートバッグ」(ネイビー、ナチュラル、各2,000円)や1940(昭和15)年に新潮文庫から刊行された「それから」初版時のデザインをかたどったA6サイズのノート「新潮文庫復刻ノート ~夏目漱石『それから』~」(350円)、112年の歴史を持つ文芸誌「新潮」の創刊当時の表紙の図柄や色を模してデザインした「月刊誌『新潮』ノート」(400円)、古い文庫の装丁やロゴマークなどをデザインした「新潮社120年記念包装紙」(600円、価格は全て税別)を販売する。

 開館時間は11時~20時(6月16日・17日は17時50分、同20日は18時まで)。入場無料。7月31日まで。

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