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四谷・荒木町に日本酒バー 若年層の一人飲み客ターゲットに

店主の石田太郎さん。同店オリジナルのお猪口は義姉の作品

店主の石田太郎さん。同店オリジナルのお猪口は義姉の作品

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 四谷・荒木町の柳新道通りに6月6日、日本酒バー「Talkin' Loud(トーキン・ラウド)」(新宿区荒木町、TEL 03-6380-6836)がオープンした。

 席数は、カウンター6席、テーブル6席。「気軽に日本酒を飲んでもらいたい」と店主の石田太郎さん。「近所の方が、毎日ふらっと飲みに来られるような場所にしたい。一人で本を読みながら、2~3杯飲んで帰る。カフェと居酒屋の中間みたいな感じで利用してもらえたらうれしい」とも。

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 もともと、荒木町の日本酒バー「オール・ザット・ジャズ」の客だったいう石田さん。偶然知ったスタッフ募集に手を挙げ、3年間の経験を積んだ。「働き始めて1年後くらいから、毎週土曜にひとり営業をやらせてもらえた。店の酒と自分で考えたメニューで、自由にさせてもらったことが今回の独立につながっている」と振り返る。

 店名は、石田さんが好きなバンドの曲名であり、レーベル名から。「意味が『大きい声でしゃべる』とか『悪口言おうぜ』みたいな感じで、酔っぱらいっぽくて、酒場っぽい。僕も酔っ払うと声が大きくなると言われるのでちょうどいいかなと思った」と笑顔を見せる。「『オール・ザット・ジャズ』から卒業して独立させてもらったので、自分の店も師匠の店と同じく横文字にしたかった」とも。

 日本酒の看板メニューは、石川の「能登末廣 遼」と奈良の「倉本」。そのほか、さまざまな地酒を取りそろえる。価格は1杯(半合)500~800円程度。アルコールが飲めない人でも楽しんでもらえるよう、「麹あま酒」(500円)も用意する。

 石田さんのお薦めおつまみメニューは、輪島直送の干物などの海産加工品。能登産の魚醤(ぎょしょう)「いしる」を使った「いしる干し」(580円~)は、独特の香りがお酒によく合うという。

 「荒木町は日本酒の店が多いが、それぞれ個性ある品ぞろえで、はしご酒を楽しんでもらえる街。師匠の『オール・ザット・ジャズ』イズムでもあるので、自分も継承していく。あまり知られていないが、おいしいお酒を発掘して紹介していきたい」と意気込む。

 営業時間は18時~24時。日曜・祝日定休。

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