牛込神楽坂の大久保通り沿いに12月15日、ワインバル「神楽坂 山葡萄(エビカズラ)」(新宿区岩戸町16、TEL 03-6265-3299)がオープンした。
ロゼやジュラを中心としたワインと、炭焼きで提供する肉がコンセプトの同店。店舗面積は約20坪、座席数は20席。
出店の経緯について、マネジャー兼ソムリエを務める坂上浩二さんは「神楽坂は店のコンセプトと非常にマッチした場所。お酒好きな方だけでなく、外国の方も多いので、幅広い方々に利用されていることを目指している」と話す。店名の「エビカズラ」とは山葡萄の古名。ワインともゆかりが深く、音の響きが「神楽坂」と似ているため、そのまま店名に採用したという。
メニューは、フード・ドリンク共にジャンルを横断し、季節や旬によって随時入れ替える。料理に使う肉は北海道産の国産牛やイベリコ豚、羊、ダチョウなど多岐にわたる。中でも「ダチョウもも肉、赤ワインマリネのタタキ」(1,000円)は人気が高いという。
そのほか、塊の肉は1キログラム単位でのオーダーも受け付ける(要5日前予約)。ラインアップは、イベリコ豚の肩、スペアリブ、子羊の骨付き(以上5,000円~)、厳選牛のロース、スペアリブ(以上7,000円~)。
ドリンクは、ワインを約230種類そろえる。約3分の1が国産のワインで、今後は新しいワイナリーのワインなどにも力を入れる予定という。坂上さんは「年代物の貴重なワインや、日本ではあまり知られていない『オレンジワイン』を取り扱っている。ボトルでは高価なワインも、グラスで提供しているので、気軽にいろいろなワインを楽しんでもらいたい」と話す。
「シンプルにワインを楽しみたいという方はもちろん、ちょっと珍しいワインを飲んでみたいという方にもぜひ足を運んでもらいたい。お酒が苦手と言う方も、がっつりとした肉の料理を楽しんでもらえれば」とも。
営業時間は16時30分~24時(日曜のみ~23時)。月曜定休。