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奥神楽坂にワインショップ「グルトンベール」 角打ちスペースも

店主の野原みゆきさん

店主の野原みゆきさん

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 神楽坂駅から徒歩6分ほど、小さな製本工場が点在する住宅街の路地に1月15日、「クオリティ ワインブティック グルトンベール」(新宿区赤城下町、TEL 03-6265-3157)がグランドオープンした。店舗面積は11坪。

同店外観

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 経営するのは、フレンチレストラン「ワインクラブ・ラ・タブレ」(神楽坂3)オーナーの野原正哉・みゆき夫妻。店名は、フランス語で「食いしん坊」という意味の「グルトン」と、「グラス」という意味の「ベール」をつなげた造語で、店主のみゆきさんが名付けた。

 コンセプトは「高品質・希少輸入ワインのセレクトショップ」。店頭販売のほか、角打ち(有料試飲)も行う。スタンディングスペースと8席のテーブルがあり、今後は定期的にセミナーやイベントなども開催予定。

 みゆきさんは「プレオープンから1カ月半ほどだが、既に何度もリピートしてくださるお客さまもいて、確実に手応えを感じている」と話す。

 「品質にこだわっていると言っても、飲んでみてもらわないと伝わらない。この店で一番安価なワインの3杯セット1,000円を試してもらえば、きっと質の良さを分かってもらえる。そういう意味で角打ちをやって、いろいろな説明もする。語るワインショップですから」と正哉さん。

 3杯セット(各80ミリリットル)の「本日の試飲メニュー」では、Aセット(1,000円程度)とBセット(2,000円程度)の2種類を用意。抜栓料540円で、店頭で購入したボトルワインを飲むこともできる。

 フードメニューは、「自家製オイル漬けオリーブ」(600円)、「コッパ・パルマ スライス」(540円)など。

 取り扱うワインは3,000円~5,000円の価格帯を中心に、2,000円台から1万6,000円くらいまで。「お得なワインセット」として、2本で3,500円、3本で5,000円のセットも用意する。

 「本当においしいワインを、生産地で飲む本来の素晴らしい味わいそのままに伝えるためショップを始めた。先入観を持たずに楽しんでほしい」とみゆきさん。「ワイン愛は誰にも負けない。まずはワインショップとして神楽坂の地域一番店になる」と意気込む。

 営業時間は13時~21時。月曜定休。

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