曙橋駅近くに10月9日、ボルダリング専用のクライミングジム「ベータクライミングジム」(新宿区住吉町、TEL 03-5341-4503)がオープンした。経営はソフトウエアの開発などを行うモアシス(世田谷区)。
同社がジムをオープンしたきっかけは、社長や社員の趣味である山登りから。客やスタッフと共にジムを作り上げて完成させていきたい思いで、ソフトウエアなどのサンプル版を意味する「ベータ版」という言葉を店名にした。
2年前から天井が高い物件を探し、撮影スタジオとして使用されていた同ビルに店舗を決定。曙橋駅から徒歩20秒という好立地を生かし、近隣住民をはじめ、会社員や学生などの会員化を狙う。現在、30代の男性会社員などを中心に会員が増えている。
2フロアに設置されたクライミングウオールの高さは4.3メートル。都内では比較的高さのあるウオールを設置し、ロープや確保器を使わず、設定されているルートをたどってゴールを目指す。1階は初心者でも手軽に取り組める仕様。2階は上級者向けの難易度の高い課題を設定し、幅広いニーズに応える。
広報担当の安保さんは「クライミング未経験の方にも足を運んでいただき、いずれは自然の山や岩登りにも挑戦してほしい」と話し、初心者の来場にも期待する。11月からは初心者向けの講習会なども行い、近隣住民への来場も促す予定だ。
ジム利用料は、通日=2,000円、3時間=1,700円、1時間=1,200円、30日間のフリーパス=1万3,000円。レンタル料は、シューズ(300円)、チョーク(200円)。その他、初回登録料(1,500円)。
営業時間は10時~23時。