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創業65周年を迎えた老舗パン店 夏季限定の「焼きカレーパン」が人気

夏季限定「焼きカレーパン」2種。取材当日も残り1個ずつの人気ぶり

夏季限定「焼きカレーパン」2種。取材当日も残り1個ずつの人気ぶり

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 飯田橋・新小川町交差点近くの「いちげベーカリー」(新宿区新小川町、TEL 03-3260-1634)で、夏季限定の「焼きカレーパン」が人気だ。8月3日~11日に実施された「創業65周年 お客様感謝祭」では、早々に売り切れる日もあった。

同店3代目の一毛基司さん・扶美子さん夫妻

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 同店は1950(昭和25)年創業。現在は2代目・3代目夫妻の4人で経営している。コンセプトは「町のパン屋さん」。「うちは近所の子どもが『はじめてのおつかい』に来てくれる。小さな子がお金を握りしめて『食パン6枚!』と言える店でありつづけたい」と3代目の一毛基司さん・扶美子さん夫妻。

 夏季限定の「焼きカレーパン」は「バターチキンカレー」「鶏ミンチのキーマカレー」(以上、150円)の2種類。その他、定番で同店一番人気の「カレーパン」(130円)、「ゆで玉子入りカレーパン」(151円)、王道のコロッケパンとやきそばパンをドッキングさせた「コロッケ&やきそば」(183円)、えびグラタンをコロッケにしてサンドした「えびグラタン」(189円)、「メンチサンド」「あらびきフランク」(以上、210円)など総菜パンが豊富にそろう。

 毎日16時頃に焼き上がる「自家製食パン」(1斤240円)や同じく14時45分頃に焼き上がる「バタール(フランスパン)」(240円)は、焼きたてを求める地元客に人気で、同店からほど近い神楽坂エリアの飲食店でも使用されているという。

 「いつまでも変わらずこの場所にあって、久しぶりに訪れた人に懐かしく感じてもらえたらうれしい」と扶美子さん。基司さんは「先代から続くベーシックな商品も守りつつ、新しさも出していきたい。目指すのは新旧融合」と話す。

 営業時間は8時30分~19時30分(土曜は14時まで)。日曜・祝日定休。夏季限定商品の販売は9月中旬頃まで。

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