神楽坂通り沿いの路地に7月1日、自家製フルーツシロップと天然氷のかき氷店「神楽坂 果のか」(新宿区神楽坂6、TEL 03-6280-8002)がオープンした。席数はテーブル10席。週末には行列ができる人気ぶりだ。
フルーツを使ったイタリア料理店「Stagione Fruttificare(スタジオーネ フルッティフィカーレ)」の1階で営業する同店。経営は加賀屋(文京区)。2階のフルーツイタリアンで培った知識と経験を生かし、旬のフルーツをたっぷり使った自家製シロップと八ヶ岳の湧き水で作られた天然氷のかき氷を提供する。
現在提供中の旬のフルーツを使った季節限定メニューは「いちじく」(1,050円)、「白桃」「チェリーヨーグルト」(以上、1,150円)。定番メニューは「いちごみるく」(1,000円)、「マンゴー」(1,100円)、「まほうのシロップの『みぞれ』」(500円)。「まほうのシロップ」は黒糖やきび糖など3~4種類の砂糖をブレンド、昔懐かしい味を目指した。マンゴーシロップは果肉とマンゴープリンのようなジュレを合わせてコクを出すなどの工夫をしている。
「フルーツが好きな女性にぜひ食べてもらいたい。フルーツは美容にもよく、おいしいものを食べてきれいになれるのは幸せなことだと思う」と話す同社スーパーバイザーの前田英士郎さん。「意外と男性にも好評で、客層は男女半々くらい」とも。
「夏はかき氷のみの提供だが、冬はまた別のフルーツを使ったデザートメニューを検討中。ただし、かき氷は通年メニュー。2階レストランのランチには、1階のかき氷をハーフサイズで付けることもできる」という。
営業時間は11時30分~16時30分。