牛込神楽坂駅近くに咲く、1本の桜の木が通行人の目を楽しませている。
同桜は、南蔵院(新宿区箪笥町)の敷地内に植えられた「河津桜」で、8年前に植えた苗木は4年ほど前から花をつけ始めたという。
河津桜は静岡県賀茂郡河津町に原木がある品種で、2月上旬から咲き始める早咲きの桜。ピンク色の花をつける河津桜はソメイヨシノとは違い、散りにくい特徴があり、1カ月以上もの間楽しむことができる。
都内では非常に珍しいという河津桜。大久保通り沿いということもあり、携帯やカメラで撮影したり、足を止めて眺めたりと一足早く花見を楽しむ人たちの姿が見受けられる。
東京の桜の開花は27日-靖国神社の桜、つぼみふくらむ(市ケ谷経済新聞)都会の狭間に開花する1本の冬桜-愛煙家の「癒し」の存在に(市ケ谷経済新聞)千代田区が秋の「さくら教室」-樹木医と一緒に名所の桜を診断(市ケ谷経済新聞)冷え込む都心にも「早春の息吹」-靖国神社の梅、すでに開花(市ケ谷経済新聞)