ナポリアイスクリーム(新宿区左門町)が2月1日、目白大学短期大学部製菓学科(新宿区)と共同開発したジェラートの販売を開始した。
同社開催の「ジャパニーズ ジェラートコンテスト」で、国内の大学・短大で唯一製菓学科を設置する同校の生徒によるアイデアを基に3点を商品化。優勝作品「あじさい」は、巨峰と山ぶどうフレーバーで、小さなあじさい型の羊羹(ようかん)をアクセントにしている。準優勝の「みたらし ごま団子」は、バニラアイスをベースに愛知県産たまりじょうゆを使用し、クルミやピスタチオで触感を出した一品。アイディア賞となった「さつまいもとかりんとうのジェラート」は、有機栽培の豆乳ジェラートにさつまいもやかりんとうなどをトッピングしている。
「学生ならではの斬新なアイデアがたくさんあり、選考は悩んだ。『あじさい』は、日本の花を2色のマーブルで表現したジェラートという点が好評だった。優勝に至らなかった作品の『白みそジェラート』や菊をモチーフにした『ハニーマム』は、今年の秋ごろに商品化を予定している」と同社の本村彰子さん。
今回共同開発をしたのは、新宿タカシマヤで開催されている「『大学は美味(おい)しい!!』フェア」で同学校と知り合ったことがきっかけという。「今年も同イベントが開催されれば、そこでも今回の商品を出したい」とも。
「さつまいもとかりんとうのジェラート」は2月1日に開始。「みたらし ごま団子」は3月1日、「あじさい」は3月15日に発売する。価格は550円(税別)。取扱店はジェラテリア・ラ・ナポリの各店舗。