神楽坂駅近くの住宅街に11月16日、リボンブティック「Le Sourire(スリール)」(新宿区矢来町、TEL 03-6265-0443)がオープンした。
同店で扱うほぼ全ての商品は、来年で創業150年を迎えるフランスの老舗リボンメーカー「ジュリアンフォール社」から代表の松谷洋子さんが直接買い付けてきた商品。ビンテージを含む約150種類のアイテムを常時取りそろえる。地元である京都のリボン専門店での初代店長や西武池袋本店内のリボン専門店「ファミーユ」の店長などを経て、「リボンの素晴らしさを伝え、親しんでもらえる場」として同店を開いた。
リボンの価格は2,000~3,000円台を中心に、800~8,190円(1メートル)。10センチ以上、1センチ単位で販売する。店内の一角には4席ほどの教室スペースも設け、レッスンも常時開催(1,050円~)。レッスンが行われていない場合には購入した商品を使ってその場で作品を作ることもできるほか、無料ワンポイントレッスン、バレッタやコサージュを作るサービスも。
ターゲットは「若い人から年配の方まで」。教室には子育てを終え、自分の時間が欲しい人や趣味を見つけたい人が多いという。
「美しいフランスリボンなので、ここへ来てホッとくつろいでいただきたい。日常の忙しさを忘れられる優しい空間になれれば」と松谷さん。「店名のスリールはフランス語で『ほほ笑み』『笑顔』という意味。日常の中ではつらいことや悲しいこともあるが、フランスリボンを見ることで皆さんが笑顔になれるような店になれれば」とほほ笑む。
営業時間は11時~19時。月曜・火曜定休。