近年人気エリアとして注目が続く「神楽坂」エリアに、人気飲食店の「移転」が相次いでいる。
2005年にはイタリアンレストラン「Zio」(新宿区神楽坂3)が六本木から、メディアでも取り上げられることも多いそば店「蕎楽亭」(神楽坂3)が市谷から、2006年にはワインバー「VINO PADRE」(矢来町)が板橋から、博多水炊き専門店「さ和鳥」(矢来町)は麻布十番から、それぞれ移転した。
移転してくるのは都内の店に限らない。2006年12月には仙台で人気のイタリアンレストラン「La Sala d’Y (ラ・サラディ)」(西五軒町)が、2007年5月には沖縄・渡嘉敷島から家庭料理店「まめや」(神楽坂1)も、神楽坂への移転組。
来月には、昨年末に文京区・白山での営業を終了したイタリアンの人気店「アンジェラ」が岩戸町で営業を開始する。
「メディアなどで注目されている街だから」「神楽坂で店を持つことが夢だった」など移転理由はさまざまだが、ミシュランの星付き店や路地裏の名店も多く点在する街「神楽坂」に、さらに「美食」が集まる傾向がうかがえる。今後も飲食店の新店、支店のオープンに加え、「移店」動向についても注目したい。
都内中心部の旧花街に注目集まる-「神楽坂」「四谷・荒木町」(市ケ谷経済新聞)ドラマ「拝啓、父上様」から1年-神楽坂が全国区の観光地に(市ケ谷経済新聞)タリーズコーヒージャパン本社など神楽坂へ移転-1階にカフェも(市ケ谷経済新聞)神楽坂のアパートの一室に日本茶カフェ-デザイナーが事務所に併設(市ケ谷経済新聞)神楽坂に「鉄板焼バル」の新店-「星付き」店で修行経験のシェフ(市ケ谷経済新聞)