神楽坂エリア一帯で10月19日、今年で15回目を迎える秋の恒例イベント「神楽坂まち飛びフェスタ2013」が始まる。
神楽坂を中心とした広範囲で開催される同イベントは、商店会や地元企業、近隣の学校などが協力・参加する神楽坂の一大イベント。今年は11月3日までの16日間の開催で、期間中は連日、落語や展示、音楽、体験講座など、伝統芸能から現在アートまでバラエティーに富んだ75ものイベントが繰り広げられる。
主なイベントは、猫に仮装した人々が街を練り歩く人気企画「化け猫パレード」(20日)や芸者衆の稽古場での「ざ・お座敷入門」(26日、チケットはすでに完売)、毘沙門天(びしゃもんてん)善國寺境内で絵画やイラスト、写真、工芸などさまざまなアーティストが作品を披露する「神楽坂アートスクエア」(27日)、神楽坂通りが700メートルのキャンバスになる最終日の名物企画「坂にお絵描き」(11月3日)など。
「新体制となって10年という節目の年。実行委員の半分以上が昨年から新しく加わった若い人たちで、フェイスブックやツイッターなどを駆使しながら活躍してくれている。新旧の新しいバランスで次の10年につながっていければ」と実行委員会委員長の日置圭子さん。「随所に若い人ならではの企画も盛り込まれており、新しい客層にも楽しんでいただきたい」と来場を呼び掛ける。「最終日にはサブライズイベントも予定している」とも。
公式パンフレットは神楽坂周辺で配布しているほか、公式ホームページからもダウンロード可能。期間中、イベントや参加各店で提示すると特典を受けられるサポーターバッジ(500円)も販売している。