市ケ谷駅近くの日本テレビ通り沿いに8月26日、油そば専門店「東京油組総本店 市ヶ谷組」(千代田区四番町)がオープンした。店舗面積は11坪。席数はカウンターのみの10席。
同店は、特製のしょうゆだれと特製油、酢、ラー油を熱々の自家製麺に絡めて食べる油そばの専門店として2008年に赤坂見附で創業。渋谷、広尾、銀座、池袋と店舗を拡大し、同店が7店舗目となる。店内は既存店と同様、シルバーとブラックを基調としたスタイリッシュな内装に仕上げた。
メニューは「油そば」(680円)と「辛みそ油そば」(730円)の2種類のみ。創業60年の老舗製麺所と共同開発したというオリジナルの中太手もみ麺を使い、並盛り(160グラム)、大盛り(240グラム)、ダブル盛り(320グラム)を全て同一価格で提供する。
トッピング類は、ネギゴマと半熟卵を追加する「スペシャルトッピングA」(150円)やスペシャルトッピングAにチャーシュー2枚を加えた「スペシャルトッピングB」(300円)、マヨネーズ、パルメザンチーズ(以上50円)、メンマ、白ネギ、ネギゴマ(以上100円)、チャーシュー(300円)、すりニンニク、ユズコショウ(以上無料)など。
広報担当の広根大資さんは「女性でも入りやすい内装やにおいが付かないことなどから、女性のお客さまからも支持していただいている」と話す。「どちらかといえばニッチな存在の『油そば』だが、おいしい麺文化として広げていきたい。働くサラリーマンの活力となるような店、目指してお越しいただけるような店になれれば」とも。8月末からはフランチャイズ展開も予定しているという。
営業時間は11時~翌4時(日曜は21時まで、麺が無くなり次第終了)。オープンを記念して9月1日まで、「油そば」を340円、「辛みそ油そば」を360円で提供している。