セブン-イレブン・ジャパン(千代田区二番町)は1月21日、今春の四国初出店に伴うセブン-イレブン専用商品を製造する工場を、香川県と愛媛県に新設することを発表した。
同社は昨年9月、四国地方の出店を表明し、現地での出店活動を進めている。今回、取引先であるわらべや日洋(茨城県)とプライムデリカ(神奈川県)の2社と連携。わらべや日洋の子会社であるわらべや関西(大阪府)が香川県坂出市に弁当、おにぎり、麺類などの工場を、プライムデリカが愛媛県新居浜市に総菜、デザート、サラダ、調理パンなどを製造する新工場を、それぞれ新設する。工場の稼働時期は12月を予定。
四国1号店の具体的な出店時期と出店場所は明らかにしていないが、2019年2月末までに、四国4県で約520店の出店を予定。新工場の稼働までの間は本州から商品を運び、稼働後は四国内での商品調達に切り替える。
香川、愛媛、徳島、高知の四国4県の出店が決まり、残る未出店県は青森県、鳥取県、沖縄県の3県となる。